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2008年04月09日

韓国の子供専門歯科

娘の虫歯治療が終わったと思って安心していましたが、最近になって娘が「治療した奥歯が痛い感じがする」と言います。

痛がると言ってもアイスクリームを食べた後や、硬いものを噛むと歯に違和感を感じるらしいのですが、また虫歯が進んでしまったかと思い、歯科に行くことにしました。

先日の「娘の虫歯」でお伝えしたように、一般の歯科では娘が治療を嫌がって大暴れする恐れがあるので、友人に教えてもらった子供専門歯科へ行きました。

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バスに乗って15分ほどの所にある子供専門歯科の建物に入ってみると、待機室にはガラスで仕切られた子供の遊び場があったり、治療室には子供が好きな漫画のキャラクターの置物が所々に置かれていて流石“子供専門”の施設といった感じです。

治療室にも子供の意識を治療からそらせるためのヘッドフォンや漫画の映像が流れているモニターなどの設備も整っていて、これなら子供達も拒否反応なく治療が受けられそうだと思いました。

娘もその雰囲気に歯の治療に対する抵抗感が和らいだのか、少し緊張してはいたものの、歯の検診が始まっても素直に口をあけて先生や看護士の言うとおりに歯のレントゲンも撮っていました。

「これなら治療も問題なさそうだ」と安心して待機室で待っていると、歯のレントゲン写真を持った医者が来て説明を始めました。

私は娘が痛がっている歯だけを簡単に治療して終わりかと思っていたのですが、レントゲン写真を指差しながら痛がっている部分以外の影(虫歯)をいくつか指摘しながら、

「痛がっている歯よりも、外側から見たらわからない反対側の歯の隙間や治療した部分も虫歯が進行しているようです。」

と言います。
“外から見てもわからないけど、中に虫歯がある”と言われればそうなのだろうと思いましたが、写真を見ても汚れだか虫歯だかわからない素人の私としては先生の判断に任せるしかないと思い

「それでは、治療してください。」

と言うと、まだ説明が終わっていないといった様子で、私にパンフレットにある治療後の見本写真を見せながら

「歯の間の虫歯は治療箇所が広がるため、治療後に歯をかぶせるクラウン治療をしなければなりません。他の歯も虫歯が再発しないように同じようにクラウン治療をした方が良いでしょう。」

と、言います。
そして、6本の歯を治療しなければならないというので料金をたずねると

「看護士が説明します。」

と言いながら、治療室に去っていきました。

すぐに治療が始まらないところを見ると相当高額なのかと思い、
早速受付の看護士に料金を尋ねると

「クラウン治療は保険が利きませんので1本当たり8万ウォンです。それが6本ですから48万ウォン。他に治療費などを計算すると・・・・59万ウォン(約6万円)なります。」

その金額を聞いて一瞬貧血気味になりましたが、なんとか受付の台にしがみつきながら、

「えーっ!そんなに高いんですか?それに今はお金も持ってきてないですし。」

というと、看護士は淡々と

「今日は治療はしません。治療は1時間半ほどなので一日で済みますが、予約して別の日に来ていただきます。今月は患者の予約で一杯ですので予約していただくと5月のはじめ頃になります。」

と言います。
なるほど。このように高額の説明をするから医者は姿を消したのね。と思いながら、

「それでは保険の利く範囲で治療していただくことは出来ないのですか?」

と聞くと、“そんな治療は当院ではいたしません”といった表情で

「埋めるだけの治療は応急治療にすぎませんので虫歯がすぐに再発してしまいます。ですから再発予防のためにもクラウンにされた方が良いですよ。」

と、相変わらす無表情で淡々と説明します。

冷たい応対の看護士も気に入りませんでしたが、2年もすれば抜けてしまう乳歯に59万ウォン賭けて治療しなければならないことに抵抗を感じたため、その日は予約もせずに

「わかりました。主人と相談してまた連絡します。」

と言って、その日のレントゲン代だけを払って家に帰ることにしました。

日本では住民登録がされていて国民健康保険料さえ払っていれば小学校入学まで医療費がほとんどかかりませんので、普段内科などで少しずつかかる医療費にも負担を感じていた私は59万ウォンと言う価格を聞いて驚いてしまいました。

韓国では歯科が一番お金がかかると言うことは知っていましたし、以前私も韓国で歯の治療を受けたことがありますので、お金がかかるであろうことは予想していました。

それにしても、同じような治療が毎日のように行われているということは、多くの親達が子供の歯科治療にそれだけお金を賭けているということです。

それに、一般の歯科よりも高いとはいえ、「子供の虫歯には親はいくらでも払うのが当たり前」というような子供専門歯科の応対にも違和感を感じてしまいました。

帰りのバスを待っている間、そのショック状態からなかなか抜け出せなかった私は、まず夫に電話をしてその出来事を伝えると

「それは高すぎますねー。家の近くの保健所に行って治療を受ければそんなに高くないはずですから行ってみてください。」

と言います。「一般の歯医者じゃ駄目だからわざわざ子供専門歯科に行って来たのに・・・」と夫との会話では気が晴れなかったので、今度は子供専門歯科を教えてくれた友人に電話をして

「子供の歯の治療ってこんなに高いの?歯の治療を6本するのに59万ウォンもかかるって言われたけど・・・。」

というと友人は

「6本は少し多いけど、韓国では歯の治療が一番お金がかかるのよ。そこの歯科が高いようだったら、他の子供専門歯科を調べてあげようか?」

と言われました。

その友人も紹介した歯科でかなり衝撃を受けている私の声に申し訳ないと思ったのか、なだめるように話をしてくれました。

乳歯の虫歯の放置は永久歯にも悪影響があるというから、娘の虫歯は結局治療しなければいけないし、一般の歯科での治療は難しそうだし・・・となんだか気が晴れないまま帰りのバスに乗り込みました。

私はすっかり疲れてしまって頭痛までしてきましたが、来るときに「保険所前」というバスの停留所があったことを思い出し、出てきたついでに寄って帰ろうと思いました。

娘も疲れたのか、バスに乗るとすぐに寝てしまいましたが、その娘を抱きながら今度は保健所に行くことにしました。


つづく




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posted by hisami at 11:19| Comment(1) | TrackBack(0) | 韓国で出産・子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
またまた見に来ましたo(〃^▽^〃)oはやくはやく更新たのしみにしてます♪(笑)すいません。こんな性格で(笑)
Posted by 沙希 at 2008年05月28日 23:47
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