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2007年02月28日

韓国の「共働き事情」

韓国では一昔前までは儒教的な考えのせいか「マッポリ(共働き)」というと、あまり自慢できる言葉ではありませんでしたが、最近は共働き夫婦が当たり前になってきました。

経済的理由から、男性が結婚相手の女性に「共働き」を望むケースも多くなったと言います。

統計庁のまとめによりますと、韓国では共働きが全体の30%を占めていて、20代から30代の夫婦では80%を超えているということです。

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「共働き夫婦が増えている」という事は韓国社会が共働き夫婦が生活しやすい環境になってきているのかといいますと・・・残念ながらそうでもありません。

子供が居ない場合はそれほど問題はないのですが、もともと経済的な理由から共働きをするわけですから、夫婦が働きながら子育てをするのはとても大変なことです。

韓国では社内に保育施設を設置できるのは、300人以上の女性従業員か男女を問わず500人以上の従業員が勤めている企業という基準があって、政府が設置や運営費を支援することになっています。

しかし基準を満たす企業全てが育児施設を設けているわけではありません。

費用がかかるなどの理由で設置しない所が多いため、去年の6月現在で育児施設が設置されているのは、対象となる企業の32%に過ぎないのです。

なので、働く女性が増えていることに比べると託児所の数はまだまだ足りない状況です。

出産後すぐに赤ちゃんを預けをしたくても0歳の赤ちゃんを受け入れる施設自体がが少ないため、結局は自分の親や旦那の親に頼るというケースが多くなってしまいます。

孫を預けられたおじいちゃん、おばあちゃん達は、ご老体で孫の面倒を見なければならなくなるわけですから、大変です。

最近、ニュースでも腰や膝などの関節炎を孫の面倒を見ながら悪化させてしまったり、育児ノイローゼやうつ病になるご老人も多いという話を聞きました。

そして、孫の面倒を見ていないご老人よりも心臓病発生率が多い事も明らかになったとのことでした。

なので最近は「息子夫婦と同居はしたくない」「孫の面倒は見ない」と宣言するおばあちゃんが増えているのもわかる気がします。

両親が近くに住んでいない夫婦はノリバンやオリニチブ(日本の保育園や幼稚園)などに子供を預けて仕事をしますが、預ける時間が短いため短時間のパートをするか、延長保育で子供を預け追加料金を払うかどちらかです。

韓国でも今年からは2人目の子供は児童手当が給付されるようになったり、低所得者を中心に国が支援したり、3人以上の子どもがいる世帯に対する支援を行っていますが、共働きの女性達にとっては、まだまだ安心して働ける環境ではないと感じている人が多いのが現状です。

韓国で共働きの女性達が社会に出て働きやすい環境にならない限りはますます少子化が進んでいくことは間違いないと思いますね。

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posted by hisami at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国の社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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