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2007年03月03日

韓国の「ケ モイム(契集会)」

韓国のアパートでは先日お話したような「パンサンヘ(班常会)」という集会が1ヶ月に1度ぐらいのペースでありますが、他にも「ケ モイム(契集会)」という集まりがあります。

これも周期的な集まりで、2、3ヶ月に一度、義父が
「ケ モイムに参加してくる」
と言って出かけて行くのですが、この集まりも韓国独特ようです。

韓国で生活しはじめた最初の頃は、義父母の田舎の同窓会みたいなものかと思っていましたが、話を聞いてみると、それとやはり性質の違う集まりです。

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「ケ モイム」は韓国では数多く存在する任意集団で、今現在韓国の社会で地域共同体的要素をもっている集まりです。

これは中国の合会(ごうかい)、日本の頼母子(たのもし)講と似ているといわれるもので、大勢の人が一定の目的のために定額の金銭、穀物などを出し合ってそれを互いに利用しながら運営していくものです。

その種類も色々とあるようですが、代表的なものを挙げるとすれば、友人間の親睦を強めるための「親睦契」、両親の葬式の時の相互扶助のための為親契や「喪布契」などがあります。

こうした「契」は一般的には契の日に定められた契金や品物を出し合って、順番が回ってきたものが所定の金銭または品物を受け取る仕組みになっています。

こうして、全員が融通を受けた時点で解散するのが普通だそうです。

結婚式などにも招待する代わりに契会員から招待状が送られてきたら、その日に予定が無い限りは結婚式に出席し、決まった額のお祝い金を払います。

私達が結婚した頃はそのことは全く知らなかったので、知らない招待客が沢山いるのに驚き、

「何で結婚式に新郎新婦が知らない客が沢山来ているの?」

と疑問に思っていましたが、「ケ モイム」の存在を知ってから納得しました。
(それまでは「ケ モイム」と聞くと「ケ=契」とは知らなかったので
「ケ=犬」で、犬の集まり?変なのー。と勝手に思っていました^^;)

そして、他にも契金を国内外の団体旅行や食事会などを行なったりもします。

集まりがある度に参加したり、結婚式の招待状を受け取ると直接知らない人の結婚式に参加しなければならないので、面倒なのではと思いましたが、義父も集まりがあるたびに食事をしながら話をしたり、カラオケに行って遊んだりするのが楽しみな様子です。

さらに、こういった集まりに参加することによって、仲間意識も強くなり、会員同士の信頼関係も深まり、まるで親戚のような関係になっていくとのことです。

「契約」としての集まりではありますが、月に1度ぐらいのペースで気の会う仲間との集まりを定期的に持つ事ができお互い助け合う立場に立つという面では良い関係のような気もします。

テレビでもたまに「ケ モイム」によるトラブルなどを聞くことも有りますが、庶民にとっては最も有効な短期融資の手段として重宝されているようです。

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posted by hisami at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国文化・習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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