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2011年03月16日

「頑張って!」日本国民

関東・東北大震災の話題は韓国でも耐えないのですが、私自身も韓国に住む日本人として、普段よりも注目されている気分です。

月曜日は日本語の授業が無い日なので、いつもなら家事を済ませ、テレビを見たり本を読んだりしながらゆっくりする日なのですが、家にいると日本のことが気になるので、どうしてもニュース速報を見てしまいます。

しかし、こうして一人でニュースばかり見ていると、恐怖や不安の思いばかりが高まり精神的にも良くなさそうだったので、その思いを少しでも紛らわせようと洋服の店を経営している知り合いのオンニ(お姉さん)の店に遊びに行きました。


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お昼にオンニの常連のスンデクック(豚の腸詰のスープ)のお店に食事に行きましたが、そこでも私が日本人だとわかると店の店員達が私達が座っているテーブルに集まって来て

「日本は大変だけど実家はどうか」
「原子力発電所の爆発の影響はどうか」
「家族を韓国に呼んだほうがいいんじゃないか」

などの日本の自身に関する話をして、その後私が日本語を教えていることが分かると

「日本語を教えてるなら、この先この店のスンデクックを10年間無料にするから日本語を教えて欲しい。」

など、食事中もオンニとゆっくり話も出来ないほどずっと話しかけてくるので、「静かに食事させてー」と思いながら食べ終えました。

オンニのお店に戻ってからも、買い物に来るお客さんからずっと日本の大震災の話を聞かれたり韓国に住む日本人の友達や日本語の生徒からの連絡も絶えなかったのですが、

昨日まで岩手に実家がある同じ地域に住む日本人の友達が連絡不通だと言うのでとても心配していたお友達から連絡がありました。

この通話は大きな声になりそうだったので、お店から出て電話を取り

「どう?!実家に連絡取れた?!」

と聞くと

「今日の朝連絡が取れた。」

と言い、その地域のその当時の様子などを詳しく教えてくれました。
家も崩壊せずに無事だったそうで、ひとまずは安心した様子だったので私も

「連絡取れて良かったね。」

と、知り合いの家族の安否を確認することが出来て、少しホッとしました。

それでも1000人の死体が発見されたなどの情報や原子力発電所の爆発が再び起きたことなどを聞くとまたがっくりと肩を落とし、まだまだ終わっていないし、安心できない状況だと言うことを実感しました。

結局外に出てもやはり日本のことが心配なるのは同じだなとは思いましたが、一人で考え込んで落ち込んでいるよりも体を動かして人に会って話をしたことで、かなり不安な思いが消えていくのを感じました。

お昼ごろに遊びに行ってから、結局娘が戻る夕方までお店で過ごしたのですが、自分も服を試着しながらファッションショーをしてみたり、お客さんが来ると接客もし、オンニと話をしたり一緒に服を売りながら一日過ごしました。

色んなお客さんが来てホワイトデーだからとキャンディーをくれたり、コーヒーを飲んだりラーメンを作って一緒に食べたりしていると気もまぎれて少し心も軽くなったような気がしました。

「もう娘が帰る時間だから帰るね。今日はありがとう。」と挨拶をすると、

「またいつでも遊びに来なさい。」と笑顔で見送ってくださいました。

連日、私の周りにいる知り合いや友達からは電話やモジメで慰労の言葉を送ってくださるのでとても慰められますし、日本の事を悪く言う人はいません。

・・・が中には日本に対してあまりよくない感情を持っている人達の中には今回の災害に対する否定的な話をする人もいるかも知れません。

私は日本人はそういう言葉を聞いたからといって感情的になったりしない国民性を持っていると信じていますし、何があっても強い精神と忍耐力で力をあわせて苦難を乗り越えていける底力みたいなものを持っていると思っています。

私が日本に行って直接何かを手伝ったり慰労の言葉を掛けることは出来ませんが、悲しみや心配をして落ち込んでいるのではなく、被災者の方々の事を常に思いつつも、ここ(韓国)で今まで以上にしっかりと生活をしてくことで少しでも日本国民の力になれればと感じます。


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posted by hisami at 09:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 韓国文化・習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
外国にお住まいの方はネット社会とはいえ、日本に住んでいる人より情報が少ないのでご心配の事と思います。

私も帰宅するとすぐにテレビをつけ、救済や原発,停電の状況を確認します。何もかもがなくなってしまった土地の様子をみると助かった方々は避難される時どれだけの恐怖を感じられたのだろうと思います。また、この被災地が復興するのにどれほどの期間を要するのだろうとも思います。報道で避難所に住む年配の男性が「こんなになってしまって・・・もうダメだな」とおっしゃった横で高校生が「大丈夫、自分たちが大人になったら元に戻すから」と背中をさすっていたという話を聞き、日本はまだ大丈夫と思いました。

韓国のことをよく思わない日本人がいるのと同じように、韓国にも日本の事をよく思わない韓国の方はいらっしゃると思います。幸いに私のまわりにいる韓国の方は韓国で日本人とふれ合い、日本という国が好きになり、来日して頑張っていらっしゃる方が多いように思います。

両国の歴史的背景はもちろん、育った家庭環境、取り巻く人々の影響で観念は変わっていくものと思いますので日本の事を悪くいう方はまだ日本の良さに触れていらっしゃらない方なのかもしれません。

韓国で日本語を教えていらっしゃるとの事ですが、生徒さんはhisamiさんを通して日本を見ていらっしゃると思います。是非、日本の良さ、日本人の良さを伝えてください。
Posted by みつ at 2011年03月18日 13:11
みつさんへ

お久しぶりです。
しばらく家のパソコンが故障していたため、お返事が遅れてしまいました。^^;

私もみつさんがおしゃる高校生の言葉をあるサイトで読みました。そのように青年たちの希望ある一言がこれからの日本を救っていくのではないかと思います。

私が日本語を教えているセンターでも「隣の国日本を助けましょう!」というポスターと募金箱が用意され、みんな募金に協力して下さっています。

そして生徒達だけではなく、いつも挨拶を交わす顔見知りの人たちは、会うたびに一言ずつ慰めの言葉をかけてくださいます。

日本の家族の心配はもちろん。涙をためながら

「先生。心が痛むでしょうね。」

と、そっと肩に手を置いて去っていく人・・・。

「先生!心配で地震直後に電話を掛けようと思っていたんですが、泣いているかと思って連絡できませんでした。」

と言いながら、「日本人ならこの危機を何とか乗り越えていける」と元気付けてくださる人・・・。

こういう人達との関係はこれからも大切にしていきたいと思いますし、学生達にも私が知っている限りの「日本の良さ」を伝えていければと思っています。
Posted by hisami at 2011年03月24日 11:16
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