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2011年03月04日

「約束」は有って無い物

このブログでは私とかかわりのある韓国人と私が韓国に来る前に日本で接してきた日本人との考え方や行動の違いなどを元にして書いている内容なので、時には日本人はこうだ。韓国人はこうだ。と私なりの視線から感じる世界をお話しています。

ですので、中には「私の知っている韓国人は違う!」と感じたり、話の内容に対して抵抗を感じることもあるかも知れませんが、私なりになるべく平等な目を持ってお伝えしているつもりですので、ある程度は理解して頂けたらと思います。

・・・と、なぜ冒頭からこのようなお話をするかと申しますと、今日書こうと思っている記事は韓国人の国民性なのか個人によって違うのか良く分かりませんが、韓国で10年間住んで来て今までに体験してきて総合的に感じた韓国人についてのお話だからです。

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日本では「コリアンタイム」と言えば、韓国人が時間にルーズであるという意味だとご存知の方は多いと思います。

今まで、待ち合わせをしても時間に遅れることはもちろん、何かの集会で集合時間や始まる時間などが集まりが悪いために開始時間が遅れたということが何度もありました。

私が日本で社会生活をしていたときには、学校や会社に遅刻することはもちろん、ミーティングや特別な集まりがあれば時間は死守、「5分前行動」などの時間を守ることは常識という考えでしたので、それらの習慣がすっかり身についてから韓国に来ました。

私の場合、日本で付き合っていた友達が1時間以上送れて電話してみたら寝てたという友達とはその日以来連絡も取らなくなったほど、時間や約束にルーズなことに対してはとても嫌なほうでしたし、特に自分が時間に遅れることに対しては我慢が出来ないほど嫌です。

こればかりは韓国での生活が長くなっても変わらない習慣で、韓国で生活をしているからといって同じように時間にルーズになるということは有りませんでした。

私は授業の準備の為、授業時間の15分から20分前には教室にいますが、授業開始時間に生徒が全員集まっているということはほとんどありません。

授業の中で「時は金なり」のようなことわざを教えながら時間を守ろうという話もしましたし、「時間や約束を守らなければ日本で社会生活をするのは難しい」などの話をしながら、だから授業時間もなるべく守りましょうね。と何度も繰り返し伝えているにもかかわらず、あまり状況は変わりません。

各クラスに1人は何とか授業時間に顔を出しますが、5分毎に1人ずつ教室に入ってきて、一番遅れてくる生徒は授業が始まって30分経過してから「こんにちはー」と言いながら教室に入ってきます。^^;

文字メッセージで「先生。少し遅れます」とか「今日は参加できません。」と連絡してくる生徒はいいのですが、来るはずの生徒が来なかったり、授業の準備してきた内容が何人か抜けてしまうと、思うように進まないため、困ることもあります。

特にそれぞれの仕事などの理由で授業に来れず、1人だけ出席したためにマンツーマンの授業になってしまった時には、1人で教科書を進めてしまうのもなんだからと、準備しておいた教材に切り替えて授業を行ったことが何度もありました。

グループ授業の料金で個人授業を受けることが出来るのですから、マンツーマン授業を受けることになった生徒はラッキーですし、とても喜んで授業を受けて帰りますが、授業に参加する生徒によって準備した内容を変えて授業をしなければならないというのもかなり神経を使います。

授業だけではありません。

今年に入って初級クラスの生徒達全員で「新年会をしよう!」という話が出たので、次週の火曜日授業に会食をする約束をしました。

そして当日になると、クラスの1人が

「お客様が来たので参加できません。T T」

と言うので、それは仕方ないと思って、どうせなら全員参加できればと思い、

「それでは、来週の火曜日に延期しましょう。」と、その時は日にちを変えたのですが、
次の週の火曜日。また同じ学生が

「今日は他のセンターでパーティーがあるので顔を出さなきゃいけなくて・・。」というのです。

聞いてみると、集まってお酒を飲んで話をするパーティのようなもので、そんなに重要な集まりでもないようだったのですが、私が心の中で「またか・・・。」と思っていると、女生徒の一人が

「先週も I さんのせいで食事に行けなかったのに〜また約束破るの〜!信じられな〜い!」

と言い、そのパーティーに行くはずだった他の生徒も

「そうだよ。前から約束していたんだから、こっちの約束のほうが大事だよ。」

と言ったので結局 I さんも食事をしてからそのパーティーに参加することにして無事にクラス全員で食事をすることが出来ました。

しかし、本来は初級クラスの生徒達ではなく、途中で授業に参加出来なくなった元生徒も会食に参加する予定だったのですが、やはりその日はパーティーの方に参加して来ませんでした。

そして昨日、授業後に生徒と話をしているところにその元生徒のCさんが挨拶に来たので。

「C さーん!何で会食に来なかったんですか?」と聞くと

「そんなーっ!その日はパーティーが有ったんですよ。 I さんから電話をもらいましたがいきなり言われても・・・。」と言うので

「その日に言ったんじゃなくて2週間前から約束してたじゃないですかー!」と言うと、他の女子生徒たちも「そうだ。そうだ。」と言っています。

「あ、そうでしたっけ?^^;今度は僕がおごりますからいつでも言って下さい。」と言うのに対し女生徒が

「そんなこと言って、また約束破るくせに・・・。」とむくれながら言うと、

「声かけてくれて時間が有ればその日に行けば良いじゃない。」

と、軽ーい感じで言って、「それじゃっ!」と爽やかに手を振りながら去って行きました。


・・・本当に約束は有って無い様なものです。




前にもある知り合いのお姉さんに

「あした5時に有って食事をしよう。」

と言われたので当日待ち合わせ場所に向かっていると文字メッセージで「今日は一緒に食事できなくなっちゃったわ〜っ。ごめーん。」と書いてあり、韓国語で「ㅋㅋ(ククッ)」と笑う時の音の表現まで添えて送って来た時には、開いた口がふさがらず、開いた口のまま『通話ボタン』を押して電話をかけて

「オンニー!昨日約束したのに今になって会えないってどういうこと?!」と言うと、

「今日引越しの仕事を手伝うことになって地方に出てきてるのよー。」

と、また頓珍漢な答えが返ってきました。ということは私との約束は関係なく引越しの手伝いに行ったということで、手伝いに行った時点で早めに連絡してくれることも出来たのにギリギリになって文字メを送って来たと言うことです。

「ごめんなさーい!また今度食事しましょうね^^」と笑いながらはなしていているのを聞いて、

「分かりましたー。」と言って呆れ果てて電話を切り、家に帰りました。

怒るにも怒れず、間の抜けたその時間は一体なんだったのだろうと脱力感に襲われてしまいました。その後も何度か同じようなことがあり、そのオンニに対する信頼感はガタ落ち。約束をしても「そうですねーハハハッー!」と顔では笑っていても右から左に聞き流す程度になってしまいました。

なぜかそのオンニは私を気に入ってくれている様で、今でもチョクチョク連絡が来るのですが、どうも信用が出来ないのでこちらから避けるようになりました。

もちろん韓国人だからといってみんな同じではありません。昔から時間を守るように教育を受けてきたと言う学生は、よっぽどなことがない限りは必ず授業時間を守りますし、休むときには連絡は欠かしません。

電話で日本語を教えている大手会社員の生徒も決めた曜日や時間は必ず守ります。

生徒の1人に日本で仕事をしたいからと日本語の勉強をしている漫画家がいますが、その生徒が時間や約束などの面であまりにもルーズなので、授業の前に呼び出して「そんなんじゃ日本に行って仕事をしても相手にしてもらえないから気をつけたほうが良い。」と叱ったこともあります。

その時にはそれなりに反省をしている様子でしたが、どこまで心に留めているかはこれからの態度を見ていかなければ分かりません。




ま、そういうわけで、私が教えている立場の生徒達や親しい友達には「時間厳守」について気がつくたびに話をしていますが、自分の上の立場にいる人達には何とも言うことが出来ませんし、ほぼ諦めるしかない状況です。

時間や約束を守らないことで信頼度が落ちていくと言うことが分かっていないと、その生活が当たり前のようになり、そのことによって相手に迷惑をかけているという感覚まで麻痺してしまい、気にもかけなくなってしまうという悪循環が起こっているということに気づかない人を見ているとなんだか心配になってしまいます。

う〜ん。だからといって私がほざいたところでどうにかなることではありませんが、少なくとも家族や親戚はもちろん、私に関わる人達だけにでもそのことを分かってもらえたらと思っています。

特に私を慕って日本語の授業を受けてくれている生徒達だけでも日本語だけではなく日本の文化に習わなければならない点などをしっかりと伝えていかなければならないと感じます。

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posted by hisami at 09:40| Comment(7) | TrackBack(0) | 韓国人の国民性 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして^^私も韓国に長年在住していますが、同じような経験が多々あります。特に私が個人レッスンしている方がそのオンニさんのような方なので毎週かなり振り回されています。基本良い方でまったく悪気はありません^^;事前に連絡するとか先約を優先する、という概念が全くないようです。確かに韓国人全員がこう、というわけではないのですが、このような方も「ったく」と言われながらも許されちゃう社会なのですね^^
Posted by Ami at 2011年03月06日 19:01
Amiさん。こんにちは^^
個人レッスンは特にドタキャンや「えっ?今日授業でしたっけ?」ということが有るので大変ですよね。

生徒の中にも授業を忘れていたり、時間を変更すると必ず勘違いをする人がいますので、「今日は○時から授業ですよー」と文字メで知らせることが有ります。

しかし、あまりそれをやってしまうと今度は「メールが来なかったから授業が無いのかと思いましたよー。」ということもあるので、たまにどうしたら良いのか分からなくなることがあります^^;

でも人は良いし悪気は無いのが分かっているので許してしまうのですが、最近はビシッと言ってあげることも相手のためだと感じますね。


Posted by hisami at 2011年03月07日 11:46
今日初めにここに来ました。よろしくお願いします。

確かに授業時間など公的な部分の時間はお互い守るようにするのが相手についての礼だとは思いますが。。。私的領域までそれを強制しすぎるのはあまり良いことだとは考えられません。

時間と言うこと自体が近代文化の発明で人間をある機械的型に会わせる試しの結果だと思いますからです。どうせ今の社会もそんな近代の連続の中にあるのが事実ですからある程度は仕方が無い部分は確かにありますがそれが人間や人間性を決める絶対的な基準にはならないと思います。

他の国に行ってみても時間の感覚は皆それぞれで自国の文化によって多く影響されているのが分かりました。その点日本人の時間感覚はむしろマイノリティに当たる文化かも知れません。それをもうちょっと考えていただければ韓国の時間にも理解ができる部分があると思います。
Posted by apas at 2011年03月24日 20:47
apasさん 始めまして^^

時間に対する考えは国によってではなく人によってまた、性格によっても違うと思います。小さなころから時間を守るように育てられていればそのようにするのが常識になりますし、そうでなければ時間のことは気にもしない・・・。

しかし、社会的な信頼性を考えると約束や時間を守るということはかなり大きな割合を占めていると感じます。

だからと言って会社や公的な場では時間を守っても私的な約束ではルーズ。これもまた違うと思います。

時間を守れない立場の人達を理解することは出来ますが、その人に何かを頼んだり仕事を任せたりしたいと思いません。

それは私的な用事にしても同じことです。

お金の貸し借り、借りても返さない、カードの使いすぎで信用不良者になる人達・・・。

時間を守らない。それでも良いや。
約束を守らない。たいしたことじゃない。

そういう考えから起こる問題は山ほどあります。

韓国で10年間以上暮らしてきてこの「時間」に関してはこの国の文化を理解してすむ問題ではないと感じていますので、人に強制はしなくても自分は守っていきたいと思いますし、自分の意見としてその様に話していきたいと思います。
Posted by hisami at 2011年03月26日 08:45
僕にも韓国人の友達がいますが、時間や約束への責任感が軽いと思います。

あまり書くと愚痴になってしまいますが、はるばる韓国へ行って待ち合わせの駅で待っていると、「今日会えない」とメールが入ってドタキャンされました。
ショックで言葉が出なかったです。わざわざ外国から来た友達を現地でドタキャンするなんて、隣近所の友達と同じ感覚なのか・・・。何のために韓国に来たのか・・・。

二度目に会ったときも覚悟はしていましたが、一緒にソウル過ごしているときに友達にメールが入り、「父親が自分の趣味を教えたがっている」と言って、早々と帰宅してしまいました。
またソウルに独り取り残されました(^_^;)

チャットの返信も30分かかるし、誕生日を祝うメッセージを送っても、お礼の一言もなく、無反応で音沙汰ないし。

僕のブログはその友達も読める環境にあるので、正直に自分の心境は書いていません。
自分が許可した人だけが読める記事には多少書いていますけど・・・


Posted by Aさん at 2011年07月19日 09:35
Aさんこんにちは^^

Aさんも韓国のお友達との約束で苦労されたんですね。
何と言えば良いのでしょうか・・・。
これは体験した人にしか分かりませんよね。

時間の約束もそうですが、「○○しよう」「○○貸して」「今度○○に行こう」などの約束も゛約束を守らない人”とするとただの挨拶の言葉として終わってしまうことが多いんですよね。

韓国に住み始めた頃はその約束を真に受けて「○○しようって言ったじゃん!!」みたいな気持ちになったこともありましたけど、そういう相手(約束を守らない人)に対しては今では「これは挨拶言葉だ」と割り切ってこちらも

「そうね〜!また今度ね〜!」
と言ってその場で相手に雰囲気を合わせてからその人と会話をした内容さえもあまり気にしないようにするようになりました。

ある意味それが生活習慣となり、クセとでも言うのでしょうか?なかなかそれを直そうと思っても変わらない部分だということがわかりました。

そういう場合は自分が合わせてあげてそのままお付き合いするか、お付き合いを止めるかのどちらかしかないと思います。

私はなるべくどんなタイプの相手に対しても合わせてお付き合いする方ですが、その人との付き合いが自分の為にもあまり良い影響を及ぼさないと判断した場合は私からは連絡もしないことにしています。

「約束を守らない=友達を失くす」ということを知った時には周りには誰もいなかった・・・などということにならないように私自身は誰よりもしっかりと約束を守るようにしていきたいと思います。
Posted by hisami at 2011年07月20日 07:02
返信ありがとうございます。
僕も初めての韓国人友達でしたので、約束を真に受けて完全に信じ切っていました(^_^;)
その結果、ドタキャン時のショックはものすごかったです・・・
しばらく地面にしゃがんで放心状態でしたから(^_^;)

自分で言うのもおこがましいですが、僕も普段は信用を大切にします。
病気や緊急の用事が出来た時は難しいですが、約束は必ず果たそうとしますし、人と待ち合わせるときは、5〜10分前には到着するようにします。
万が一約束を果たせなかったときは、その場で次の約束をして、それを挽回しようとしたりします。

おこがましいですが、信用を得るために、普段から自分に厳しくしているつもりです。
ですので、いとも簡単に約束を流し、しかも何の罪悪感もない韓国人友達に唖然としました。
もし自分も時間や約束にルーズな人だったら、こんなショックは受けなかったでしょうね。
そしてソウルの街で独りぼっちで途方に暮れ、翌日に友達から来たメールが「ソウル楽しんだ?」です。

信用問題に関わるので、僕の中ではあり得ない行為です。それが呆気なく普通に行われました。
このカルチャーショックは本当にキツかったです。

そうですね。約束ではなく、挨拶だと思ってやり過ごすのはいいですね。
次回はぜひこの方法を使います!
一方で、その友達と会う勇気がなかったりします。
ドタキャンから3ヶ月経っていますが、未だに引きずっています・・・
早く忘れたいですね
Posted by Aさん at 2011年07月20日 20:28
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