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2008年09月11日

トルチャンチ(一歳の誕生日)

先週末はトルチャンチに行って来ました。
トルチャンチは普通の誕生日よりも盛大に行う満一歳の誕生日の事を言います。

娘のトルチャンチは親戚と友人を午前午後に分けて家に招待する形で行ったのですが、今回トリョンニム夫婦の息子のトルチャンチは会場を借りて行いました。

広い会場に着くと、正面にある祭壇の上は風船や写真が飾られていて果物やお餅で作ったケーキなどが置かれていました。




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到着したのが夕方の6時ごろ。
会場の入り口で係りの人から手にシールを張られました。

※このシールは「トルチャンチで招待された客」と言う印で、シールを貼っていれば会場の出入りが自由。

6時までに来るようにと言われていたので、すぐに始まるのかと思っていると、お姫様のようなケリャンハンボク(改良韓服)のドレスを着たトンソが現れて、

「お腹空いたでしょうから、先に食事をしてください」

と言って回っていました。

久しぶりに会った親戚と近況を話しながらバイキング式の食事をしていると、8時頃に司会者が現れました。

「ではこれからKB君のトルチャンチを始めます!食事に夢中になっていないでこちらに注目してくださーい。」

と始まり、音楽とともにKBを抱いたトリョンニムとトンソが会場の真ん中を歩いて祭壇に上りました。

まるで結婚式の様な雰囲気でしたが、主人公はパパに抱かれてキョトンとしているKBです。

「それでは誕生日の歌をみんなで歌いましょう。」

と言うのに従い、韓国語“ハッピバースデー”を歌いました。

パパとママがケーキのロウソクの火を吹き消すと、本人もなんだか気分が良い様子で手をバタバタと振って笑っていました。

「ハイ!それではKB君のママが家から準備して持ってきてくれた“鉛筆・糸・聴診器(オモチャ)・本”等の中から何を選ぶかKB君に選んでもらいますが・・・あれ?何か足らないですねー。
KB君のお母さん。何が足りませんか?」

とトンソにマイクを向けると

「お金でーす。^^」

と答えました。

これはトルチャンチの主人公が、大きくなったら何になるか占うものですが、お金を選ぶと金持ちになるといわれているので、紙幣も一緒に置いて子供に選ばせます。

司会者が

「そうです!KB君のママが何よりも選んで欲しいと思われるお金がこの上にありませんねー。
どなたかこのお盆の上にお金を乗せて下さる方はいらっしゃいませんか?!」

と言うと、お札を持って万ウォン札を乗せに招待客の何人かが祭壇に上がっていきました。

「これだけ集まればKB君もお金を選びそうですねー。それではつかみやすいように、物の上に散りばめて置きましょう。」

と、まるでお金を掴めと言わんばかりにお盆の上に乗っているほかの物を覆うように札を散りばめて置きました。

「それでは、KB君。お盆の中の物をつかんでくださーい!」

という合図と同時にトンソがKBの近くにお盆を差し出しましたが、掴んだのは普段気に入って遊んでいると思われるオモチャの聴診器でした。

すると司会者が

「KB君は聴診器を掴みましたが、なんだかお母さんが納得行かない様子(お金を選ばなかったから)なのでもう一度。やってみましょうか。」

と言うと、再びKBにお盆を近づけながらお金を掴ませようと「お金!お金!」と言いながら誘導している様子でしたが、1歳のKBが聞き取れるはずがありません。結局再びお気に入りの聴診器を掴んで振り回していました。^^;

「KB君は聴診器を気に入っているところを見ると、きっと医者になるという事でしょうね。でも、まだお母さんが納得していませんので、聴診器をどけてからもう一度やってみましょうか。」

と、司会者が聴診器をKBが見えないところに隠してもう一度選ばせると、最後にはさすがに目の前にあるお札を掴み、客も皆拍手していました。

その後はKBが、どれを選ぶか当てた人の中から抽選でプレゼントが渡されたり招待客の中で一番と遠くから来た人、一番年配の人等にもプレゼントが渡されました。

最後に主人公のパパとママから一言ずつ挨拶の言葉があって式も終わり、食事が済んだ招待客からバラバラと帰っていきました。

招待客は100人前後だと聞きましたが、日本では芸能人等有名でない限りこれだけ多くの人を誕生日に招待すると言う事はあまり無いと思います。

トルチャンチにも何度か呼ばれたのでこの光景にも慣れてきましたが、初めのころはかなり大げさだと思いました。

わが娘は招待客も身内だけ声を掛けて家に招待して済ませましたが、少子化もあってか、韓国ではトルチャンチの祝いを大きな会場で行う親も少なくありません。

家に招待したときは一度に招待できなかったため午前(友達)と午後(親戚)に分けて行いましたが、費用があまりかからない分、食事の準備と片付けに一日中追われながら接客もしなければなりませんでした。

それに対し、会場や衣装を借てのトルチャンチは招待客へプレゼントの準備もしなければいけませんし、お金もかかりますが、招待客さえ多ければ、お祝い金などで補う事ができますので、食事の準備や後片付けの心配などをしなくて済む事を考えると、大げさだとしても会場を借りて行う方が負担も軽いのかもしれません。

トリョンニムの結婚式のときはその後家で集まって飲み会が始まったりと大変でしたが、トルチャンチは式が終わったら挨拶して解散だったので、結構気楽に楽しめたお祝いでした。



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posted by hisami at 13:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 韓国文化・習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
帰省していたら朝晩は涼しかったのですが、朝八時を過ぎると日差しもキツク夜の涼しさが嘘のように暑かったです。
東京が暑く(熱く?)なったとはいえ、やはり緯度の違いは無視できないと感じました。

昔は子供が無事成長するのが大変なことだったからこんな習慣ができたのでしょうか。
それでも時勢にあわせ少しづつ変化があるのはいづこも同じですね。

大人になるまで「あなたは○△をつかんだのよ」ってのを覚えているのでしょうか??
誰かにきいてみたいです。
Posted by ぶち at 2008年09月18日 01:10
ぶちさんへこんばんは。

>昔は子供が無事成長するのが大変なことだったからこんな習慣ができたのでしょうか。

そうですね。

以前義母から

「生まれたばかりの赤ちゃんの写真は、死んでしまうと悲しいから撮らないようにしていた」と聞いた事があります。

確かに夫の赤ちゃんの頃の写真は見た事がありませんし、子供の頃の写真もあまり無かったように思います。

最近はそのような心配はほとんど無くなりましたが、そういう時代に無事に一歳を迎えた子供達を特別に祝いたくなる気持ちもわかる気がしますね。
Posted by hisami at 2008年09月20日 00:34
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